記者発表会 |
日本・オーストリア友好 150 周年記念 |
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'2019 5_14 会場:国立西洋美術館 講堂にて 「 ハプスブルク展 600 年にわたる帝国コレクションの歴史 」 の記者発表会が行われました。
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日本オーストリア友好 150 周年記念 |
ハプスブルク展 600 年にわたる帝国コレクションの歴史 |
The Habsburg Dynasty: 600 Years of Imperial Collections |
600 年にわたる帝国コレクションの歴史 |
13 世紀末にオーストリアへ進出後、同地を拠点に勢力を拡大し、広大な帝国を築き上げたハプスブルク家。 15 世紀以降、神聖ローマ皇帝の位を世襲し、ナポレオン戦争を引き金に同帝国が解体したのちは、後継のオーストリア帝国
(1867 年にオーストリア・ハンガリー二重帝国に改組) を統治しました。 数世紀にわたって広い領土と多様な民族を支配し、ヨーロッパの中心に君臨し続けた同家は、まさに欧州随一の名門と言えるでしょう。
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ハプスブルク家の人々はまた、豊かな財とネットワークを生かして、質量ともに世界屈指のコレクションを築いたことでも知られています。 そのうちオーストリアを拠点とし続けた同家本流による蒐集品の主要部分は、今日のウィーン美術史美術館における収蔵品の核となっています。
オーストリアと日本の国交樹立 150 周年を記念する本展では、同館の協力のもと、絵画、版画、工芸品、タペストリー、武具など約 100 点、5
章 7 セクションから、そのコレクションの歴史をみていきます。 |
会期: 2019 10/19 [土]~2020 1/26 [日]
開館時間: 9 : 30 ~ 17 : 30 (金・土曜日は 20:00 まで、ただし 11/30 [土] は 17:30 まで開館) ※入室は閉室の 30 分前まで 休館日: 毎週 月曜日 (ただし祝日の 11/4 、1/13 は開館) 11/5(火)、12/28(土)~1/1(水)、1/14(火) 会場: 国立西洋美術館 (東京・上野公園) 主催:国立西洋美術館、ウィーン美術史美術館、TBS、朝日新聞社 |
'2019 5_14 日本・オーストリア友好 150 周年記念 「ハプスブルク展 600 年にわたる帝国コレクションの歴史」 記者発表会の解説・スライド映写画像と PRESS RELEASE の抜粋文でご紹介しています。 |
・ディエゴ・ベラスケス 《青いドレスの王女マルガリータ・テレサ》 1659 年、油彩/カンヴァス Kunsthistorisches Museum. Wien |
日本とオーストリア友好 150 周年記念 |
驚異の一族、驚異の蒐集。! |
「ハプスブルク展 600 年にわたる帝国コレクションの歴史」 展覧会概要 ~PRESS RELEASEより抜粋文~ |
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ウィーン美術史美術館の協力のもと、絵画、版画、工芸品、タペストリー、武具など約 100 点、5 章 7 セクションから、ハプスブルク家のコレクションの歴史を軸とした構成と同家の人々の紹介を織り交ぜつつ、時代ごとに蒐集の傾向や、コレクションのあり方をみていきます。 |
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1章 ハプスブルク家のコレクションの始まり |
'2019 5_14 日本・オーストリア友好 150 周年記念 「ハプスブルク展 600 年にわたる帝国コレクションの歴史」 記者発表会の解説・スライド映写画像と PRESS RELEASE の抜粋文でご紹介しています。 |
1章 ハプスブルク家のコレクションの始まり |
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・ コレクションの “創始者” 皇帝マクシミリアン 1 世 |
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本展の冒頭を飾るのは、神聖ローマ皇帝マクシミリアン 1 世ゆかりの絵画や武具などです。 ハプスブルク家の発展に重要な役割を果たしたマクシミリアン
1 世は、同家コレクションの礎を築いた人物でもありました。 第 1 章では、一門の系譜を示す重要なツールであった肖像画や、「中世最後の騎士」
と呼ばれる皇帝が着用した甲冑を紹介します。 |
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ハプスブルク家を彩る人物たち 「王女マルガリータ (1651-1673)」 |
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・ ベルンハルト・シュトリーゲルとその工房、あるいは工房作 《ローマ王としてのマクシミリアン 1 世》 1507/08 年頃、油彩/板 / ・ ヤーコブ・ザイゼネッガー 《オーストリア大公フェルディナント 2 世の肖像》 Kunsthistorisches Museum. Wien |
3章 コレクションの黄金時代:17 世紀における偉大な収集 |
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1. スペイン・ハプスブルク家とレオポルト 1 世 |
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1. 16 世紀半ば、ハプスブルク家はオーストリア系とスペイン系に系統分裂し、両家間ではお互いの近況などを知らせる手段として肖像画が利用されました。 |
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ハプスブルク家を彩る人物たち 「フェリペ 4 世 (1605-1665)」 |
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1. フランス・ライクス 《オーストリア大公フェルディナント・カールの肖像》 1648 年頃、油彩/カンヴァス / 2. オッターヴィオ・ヴァンニーニ 《井戸端のレベカとエリエゼル》 1626 年頃、油彩/カンヴァス /3. チェザーレ・ダンディーニ 《クレオパトラ》 17 世紀、油彩/カンヴァス Kunsthistorisches Museum. Wien |
5章 フランツ・ヨーゼフ 1 世の長き治世とオーストリア |
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・ ウィーン美術史美術館の建設者フランツ・ヨーゼフ 1 世と皇帝エリザベト |
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ナポレオン戦争をきっかけに神聖ローマ帝国は解体し、その後継として、1804 年にオーストリア帝国が誕生します (1867 年にオーストリア・ハンガリー二重帝国に改組)。
しかし、同帝国も第一次世界大戦での敗戦により崩壊し、ハプスブルク家の栄華は終焉を迎えることとなります。 最終章が取り上げるのは、いわばハプスブルク家の黄昏の時代ですが、この時代には、現在につながるウィーンの街の姿が整備され、ウィーン美術史美術館も建設されました。 |
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ハプスブルク家を彩る人物たち 「マリー・アントワネット (1755-1793)」 |
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1. ヴィクトール・シュタウファー 《オーストラリア・ハンガリー二重帝国皇帝フランツ・ヨーゼフ 1 世の肖像》 1916 年頃、油彩/カンヴァス / 2. ヨーゼフ・ホラチェク 《薄い青のドレスの皇妃エリザベート》 1858 年、油彩/カンヴァス /3. クロード・ビズアール 《フランツ・ヨーゼフ 1 世のフリントロック式ピストル》 1857 年、鉄、鍍金、金象嵌、木材、イエローダイヤモンド、金糸と赤い絹糸の紐 Kunsthistorisches Museum. Wien |
'2019 5_14 日本・オーストリア友好 150 周年記念 「ハプスブルク展 600 年にわたる帝国コレクションの歴史」 記者発表会の解説・スライド映写画像と PRESS RELEASE の抜粋文でご紹介しています。 |
ウィーン美術史美術館 KUNST HISTORISCHES MUSEUM WIEN |
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ウィーン美術史美術館は、ルーヴル、プラドと並ぶ欧州三大美術館と言われています。 長きにわたりヨーロッパに君臨したハプスブルク家が蒐集したコレクションを核に設立されました。
世界最大のブリューゲルのコレクションをはじめ、ベラスケス、ティツィアーノ、ルーベンスなどの絵画、その他エジプト・オリエントコレクション、彫刻、武具、工芸品、貨幣など合わせて
76 万点もの収蔵品を誇ります。 |
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ハプスブルク家とは ―ハプスブルク家はライン川上流域の豪族として頭角を現し、13 世紀末オーストリアに進出しました。 以後、同地を拠点に中東欧、ネーデルランド、スペインなどに支配を広げ、カール 5 世 (1500-58) の時代には中南米やアジアにも領土を獲得して 「日の沈まない世界帝国」 と呼ばれた無敵の王国を築き上げます。 15 世紀以降、神聖ローマ帝国の皇帝位を代々世襲し、ナポレオン戦争による神聖ローマ帝国解体後は、後継のオーストリア帝国の皇帝となりました。 第一次世界大戦後、帝国が崩壊し、ハプスブルク家の権勢も終焉を迎えますが、数世紀にわたって、広大な領土と多様な民族を統治し、ヨーロッパ史の中心に君臨し続けた同家は、まさに欧州随一の名門と言えるでしょう。 |
お問合せ:tel 03-5777-8600(ハローダイヤル) |
主催:国立西洋美術館、ウィーン美術史美術館、TBS、朝日新聞社 |
参考資料:「ハプスブルク展 600 年にわたる帝国コレクションの歴史」 記者発表会、PRESS RELEASE & 報道資料 、他。 |
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